東部市場って?

おいしさが食卓に届くまで。“流通のしくみ”

東部市場(大阪市東部中央卸売市場)には、様々な人たちが働いているよ。世界中から集められた食べ物が僕たちの食卓にどのように届いているか見てみよう!

中央卸売市場の役割について

 

『中央卸売市場』は、私たちの日常生活に欠くことのできない野菜・果実、水産物などの生鮮食料品等について、産地からの計画的な集荷に努め、公正な値ぎめを行い、市民等消費者に安定して供給するという生鮮食料品流通において中心的な役割を担っています。
生鮮食料品等は、鮮度が落ちやすく長期の保存が困難であり、また、生産が天候等の自然現象に影響を受けるなど、供給量が変動し、それに伴って価格が変動するという性質をもっています。
こうしたことから、大量の生鮮食料品等の効率的な集荷と分荷や、公正な取引による適正価格の形成などを行って、消費者に安全・安心な品物を供給して、市民の食生活の安定を図る役割を果たしています。
そのために、地方公共団体が、「卸売市場法」に基づき農林水産大臣の認可を受けて、中央卸売市場を開設し、管理、運営しています。

『大阪市中央卸売市場東部市場(東部市場)』とは
大阪市中央卸売市場東部市場(大阪市東部中央卸売市場)は、大阪府大阪市東住吉区にある青果・水産物とその加工品や加工食料品を扱う大阪市中央卸売市場の1つです。「東部市場」と略して呼ばれる場合が多いです。取扱品は、主に大阪府東南部を中心に他府県にも搬出し、集積規模は、取扱高全国第9位にもなった大規模集積市場です。