東部市場の風景

夜明けとともに、活気みなぎる朝の市場

AM.2:00 荷おろし


全国各地から大型トラックや保冷車によって、はるか遠洋で獲れた魚介類も大量に入荷します。

AM.3:00 せり売り場に陳列


陳列する場所は、鮮度を保つため下から冷気を送り、設定温度が「15℃」に保たれています。

AM.4:00 下見


仲卸業者、売買参加者が長年の経験と実績を活かして丹念に吟味。実際に触って感触や匂いなどから品質、鮮度を厳しくチェックします。※マグロはねばっこい方がgood

AM.5:00 せり売

いよいよ『せり』の開始です。緊張した空気のなか、取引が進められます。鮮魚では、小さな黒板に金額を書いてせりを行っています。塩干では、紙に金額を書いて入札する方法です。

AM.5:30 仲卸店頭へ

せり落とされた魚介類が仲卸業者の店頭にならべられます。種類によってはさばいたり、加工したりして販売されます。

東部市場の特色

東部市場(大阪市東部中央卸売市場)では、集められた生鮮水産物をそのまま売るのでは無く「個分け」にしてパック詰めしたりと、消費者のニーズを捉えた「きめ細やかな品揃え」と「商品開発」で、食生活の多様化や高級化に応えているんだ。「加工食品」が多いのも東部市場の特色と言えるかもしれないね。食の街「大阪」にふさわしい豊かな味覚を演出するよ。
『大阪市中央卸売市場東部市場(東部市場)』とは
大阪市中央卸売市場東部市場は、大阪府大阪市東住吉区にある青果・水産物とその加工品や加工食料品を扱う大阪市中央卸売市場の1つです。「東部市場」と略して呼ばれる場合が多いです。取扱品は、主に大阪府東南部を中心に他府県にも搬出し、集積規模は、取扱高全国第9位にもなった大規模集積市場です。