「いわしの手開きに挑戦」
平成29年10月27日(金曜日)、11月2日(木曜日)の2日間 大阪市立巽南小学校において、5年生を対象に「東部市場出張料理教室(水産教室)」を開催致しました。
◎授業内容
- 東部市場の役割のお話・・・大阪市より市場の集荷・衛生・価格形成について説明
- 魚の栄養についてのお話・・・大地の会(大阪市在住地域活動栄養士の会)
- 魚の三枚おろしデモンストレーション・・・青年会 実演
- いわしの手開きの説明・・・青年会 実演
- 調理実習・・・いわしのバター焼き・ブロッコリーと人参のサラダ
授業では、大阪市担当係長より市場を経由する意味や、生鮮食料品の産地から消費者までの流れの説明があり、大地の会の方より、いわしを初めとする青背の魚の栄養素についてお話がありました。
続いて、東部市場青年会の幹事によるサバの三枚おろしの実演がありました。素早くおろされていく魚を真剣な表情で見つめる子供達。見事にさばかれた魚を見て、拍手もいただきました。
いわしの手開きの実演を班ごとに行った後は、調理実習(実践)です。
普段あまり触れたことの無い魚に、最初は苦戦する子供達でしたが、包丁も無しですぐに簡単に手開きが出来ました。自分で作ったいわしのバター焼きを美味しそうに食べる子供達。「自分の家でもやってみる!!」という声も上がりました。
◎いわしの手開きの仕方
いわしの腹を手前にして持ちます。頭を手前に(お辞儀をするように)ゆっくり引っ張ると内臓も一緒に取れます。
お腹側から親指で背骨をなぞりながら開きます。尾側の骨を折ります。
尾の方から骨をはがします。
できあがり!
ぜひ、ご自宅でも試してみてください!
当青年会では、引き続き水産物の知識を普及し、新鮮な水産物を使って料理する喜びを体感してもらえるように、魚食普及に努めて参ります。